ミュラーがドイツ代表史上6人目、7回目のＷ杯ハットトリック
ドイツだ票が4:0の勝利を収めたポルトガルとのワールドカップ開幕戦で、
ミュラーが3得点を決めた。
これによって2010年Ｗ杯の得点王は、2014年も再び最多得点選手となっている。
そして今回の３得点でドイツ代表の歴代得点数7位のルディ・フェラー（8得点）と並んだ。
さらに彼はドイツ代表においてＷ杯の試合でハットトリックを決めた6人目の選手となった。
1人目：エドムント・コーエン（1934年、対ベルギー 5:2）
2人目：マックス・モルロック（1954年、対トルコ 7:2）
3人目：ゲルト・ミュラー（1970年、対ブルガリア 5:2）
ゲルト・ミュラー（1970年、対ペルー 3:1）
4人目：カールハインツ・ルンメニゲ（1982年、対チリ）
5人目：ミロスラフ・クローゼ（2002年、対サウジアラビア）
ＰＫ、左足のシュート、ラッキーゴール
ミュラーは少し後方に下がって体を揺さぶると、小さく走ってＰＫシュートを打ち
狙い通り左の角にしっかりとゴールを決めた。
それはかつてアンドレアス・ブレーメが1990年の決勝のアルゼンチン戦のようだった。
2014年においてもポルトガルのゴールキーパールイ・パトリシオはなすすべなく、
12分のゴールはネットを突き刺した。
前半のロスタイム（45.+1）にポルトガルのＧＫはミュラー左足からの鋭いシュートにゴールを奪われる。
78分にはミュラーが3点目を決めた。彼のこのラッキーなゴールがドイツの4点目となる。
彼はドイツ代表の100回記念試合で、ブラジルワールドカップを理想的にスタートした。
82分に彼はファンの喝采を浴びながら交代した。
ミュラーがチームの空気を完全に変えた。
さらにミュラーはポルトガル戦でチームに火をつけ試合の空気を一気に変えた。
またそれと同時にこの開幕戦で彼自身の目標に一歩近づいた。
彼は代表戦50試合目での18,19,20回目のゴールを決め、Ｗ杯の得点王になる基礎を築いた。
ミュラーは2010年の南アフリカＷ杯においても4:0で勝利したグループリーグ初戦のオーストラリア戦で
ゴールを決め、さらにその後4ゴールを決めている。
ミュラーのいちばんの目標は、もちろん7月13日にリオデジャネイロのマラカナで1996年以来の優勝タイトルをとることだが、
彼は彼自身でも歴史に名を刻みたいだろう。
なぜなら未だかつて2回目のＷ杯で、連続で得点王になった選手はいないからだ。
4年前に彼は最優秀若手選手賞を獲得している。
「僕はベストを尽くすよ」
「僕は得点王を獲ることはまったく意識していないよ。
僕はベストを尽くして、チームのためにできれば何ゴールかしたいと思っているよ。」
とミュラーは試合前のインタビューで話していた。
このように無頓着に話していた彼はポルトガル戦で彼の言葉を実現し、
さらにピッチで最高の選手となった。
開始37分には、彼との関わりで、ペペがレッドカードを受けることとなった。
レアルマドリードのペペとの揉み合いでミュラーが地面に座り込んだときペペはかがんで彼に軽く頭突きをした。
これによってセルビアの審判ミロラド・マツィクはペペにレッドカードを出した。
16.06.2014·20:10·FIFA WM
http://www.dfb.de/news/de/d-fifa-wm/mueller-siebter-dreierpack-der-deutschen-wm-geschichte/59620.html
