5/27(火)のイベントでの事故についての質疑応答(抜粋)
ドイツ代表が南チロルで代表合宿をしていた5/27(火)、
ドイツサッカー協会の代表スポンサーメルセデスベンツのプロモーション中に自動車事故が起き、複数名の負傷者が出ました。
サン・マルティーノ・イン・パッシーリア(St. Martin im Passeiertal)の記者会見で、
代表の広報Jens Grittner、チームマネージャーのビアホフ、
メルセデスベンツの情報部門Claudia Merzbachと、
ボーツェン警察の主任警部Johann Ramoserが事故について会見しました。
以下、ドイツサッカー協会のサイトに記載されている要点です。
事故に巻き込まれたのは誰ですか?
メルセデスベンツの自動車は2台あり、それぞれF1レーサーのNico RosbergとDTMレーサーのPascal Wehrleinが運転していた。
助手席にはそれぞれシャルケのドイツ代表、ヘーヴェデスとドラクスラーが乗っていた。
事故の負傷者の状態は?
2名の負傷者はそれぞれボーツェンとメラーノの病院で医師の処置を受けている。
ビアホフと2名のドライバーは火曜日のうちに(自らの強い意志で)負傷者を訪問した。
ビアホフ「1名の怪我は軽傷であり状態も悪くない。もう1名は重症である。彼の妻も現場に居合わせていた。
我々は負傷者にあらゆる援助をするし連絡を取り続ける」
Jens Grittner「我々は彼らの怪我(健康)についてではなく、個人的なことについて話している」
同乗していた代表選手の状態は?
ヘーヴェデスとドラクスラーがホテルに戻った際、ビアホフとチームの心理士Hans-Dieter Hermannが一緒に、彼らと2人のドライバーと話をした。
なぜドイツサッカー協会は事故の詳細を公表しないのか?
Jens Grittner「これは事故に関わることだ。ドイツサッカー協会は事故の当事者ではなく、事故は当局の管轄になっている。」
「我々は隠したり、黙っているたり、何もしないわけもない。
我々は捜査機関と医療機関に最上級の信頼を置いている。
代表合宿のメンバーは皆、驚き狼狽している。」
-さらにドイツサッカー協会会長のWolfgang Niersbachと秘書長Helmut Sandrockが
事故について説明した。
事故のあった場所は通行止めになり修復されているのか
Johann Ramoser「事故現場はまだテープがはられポストが設置されているところだが、道路はすでに修復されている。」
メルセデスベンツは事故についてどう言っているのか
Claudia Merzbach「我々は大変狼狽しており、事故の状況が解明されるように動いている。写真や画像について提出している。これはレース中の出来事ではない。」
ビアホフ「事故はカーブで起きた。スピードは速くなかった」
今後このようなイベントの予定はあるのか
ビアホフ「南チロルの合宿中にはこのようなイベントはもう予定していないが、
ブラジルではMike Hornのイベントを企画している。これについては安全面を再度徹底するようにする。
だか、サッカー以外の企画は今後も開催されるだろう。サッカー以外のイベントの開催について、私は何かが変わったとは思わない。
ひとつのことにこだわり縮こまるのではなく、小さなリスクも見逃さないように注意しつつ、今後もチームでの行動をしていく。
出典:
ドイツ代表公式 DFB.de
28.05.2014·13:30·FIFA WM