対ポルトガル戦はドイツのワールドカップ100試合記念
ドイツ代表のブラジルワールドカップ開幕戦は同時にワールドカップ100試合目でもあります。
これはここまで19大会のワールドカップ出場国の中で最多となります。
ドイツ代表のなかで誰が最多出場なのか？
試合の勝率は？延長でＰＫとなったことはあるのか？
重要な一問一答をまとめました。
⇒この100試合目というのは、ワールドカップ記録ですか？
はい。
ドイツは過去２大会欠場（1930, 1950）していますが、この記録を最初に達成しました。
ブラジルは全大会出場していますが、まだ97試合となっています。
⇒最も多く戦った国はどこですか？
ユーゴスラビア（※セルビアを含む）で、7回です。
これは同時にワールドカップで最も多い組み合わせでもあります。
2番目は、アルゼンチンで6回、次はイングランドの5回です。
⇒最も多くゴールを決めたのはどの国との試合ですか？
3つの国が同数となっています。
トルコ、アルゼンチン、ユーゴスラビアで、11ゴールを決めています。
2006年にはアルゼンチン戦でＰＫで4ゴールを決めています。
⇒試合結果は？
60勝20敗、19引き分けです。
得失点は206:117です。
この得点数を超えるのはブラジルだけです。
⇒延長になったことはどのくらいありますか？
8回です。
120分間戦って勝利したことが1度だけあります（1970年のイングランド戦で3:2）。
他は決勝トーナメントでＰＫで勝ったことが4回です。
⇒試合の内訳は？
グループリーグ45回、準々決勝13回、準決勝11回、準々々決勝（ベスト16）が10回、
2次予選8回、決勝7回、3位決定戦5回です。
⇒結果でいちばん多いのは？
1:0がいちばん多く14回で1990年の決勝もこの結果でした。
次が2:1 (10回)で1974年の結果がこれでした。
⇒最高（得失点差）の勝利は？
2002年の札幌でのワールドカップ開幕戦の、対サウジアラビア戦で8:0です。
をれまでは1978年の対メキシコ戦の6:0でした。
⇒最高（得失点差）の敗北は？
1954年のハンガリー戦の3:8です。作戦の破たんとして現在も知られています。
⇒退場はどのくらいありましたか？
7回です。
ハンス・ペッサー(1938)からミロスラフ・クローゼ(2010)まで。
しかしながらこのなかで2回は勝利しています。
⇒最も多く出場したのは誰ですか？
ローター・マテウスで25回です。これはワールドカップ記録でもあります。
1982年の5試合は彼は出場していません。
彼に続くのはウヴェ・ゼーラーの21回です。
ミロスラフ・クローゼは現在19回で、今回彼はこの2人の記録を更新する可能性があります。
⇒ワールドカップ出場した選手は合計何人ですか？
出場したのは合計で204名、他に（出場はないものの）同行した選手が51名います。
⇒最も多くゴールを決めたのは誰ですか？
ゲルト・ミュラーとクローゼが14得点で並んでいます。
ヘルムート・ラウンが10得点、
カールハインツ・ルンメニゲとウヴェ・ゼーラーが9得点です。
⇒1試合中に最も多くゴールを決めたのは？
エドムント・コーネン(1934)、マックス・モルロック（1954）、
ゲルト・ミュラー（1970年に2試合）、カールハインツ・ルンメニゲ（1982）
そしてミロスラフ・クローゼ（2002）がそれぞれ３得点を挙げています。
⇒最も多くキャプテンを務めたのは？
ローター・マテウスが12回で最も多く、
続きてハンス・シェーファー、ウヴェ・ゼーラーとカールハインツ・ルンメニゲが10回。
フィリップ・ラームが6回で続きますが彼はこれらの記録を更新するかもしれません。
⇒最も多くワールドカップの試合を指揮した監督は？
ヘルムート・シェーンが1966～1978年の間に合計25回指揮しています。
ゼップ・ヘルベルガーが18回、フランツ・ベッケンバウアーが14回で続いています。
⇒記念試合は縁起がいいですか？
そうとも言えません。
1934年の対ベルギーとの初戦（5:2）以降、
イングランドでスペインに2:1で勝利した25試合目まで32年かかっています。
しかしながら50試合目はギヨンの恥辱として知られる1982年（対オーストリア戦の1:0の退屈な試合）、
75試合目は1988年の対ユーゴスラビアの2:2で、フーリガンの暴動が起き警官が大けがをしています。
⇒ドイツは他にどのような特別な記録を持っていますか？
ドイツ人の精神力として語られていますが、
20試合でビハインドから追いつき、さらに15試合で逆転勝利しています。
15.06.2014·15:30·FIFA WM
http://www.dfb.de/news/de/d-fifa-wm/duell-mit-portugal-deutschlands-100-wm-spiel/59452.html
コメント 0
コメントの受付は締め切りました